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△7コード

ザビヌルによると、△7コードというのは特異なコードなのだそうな。
ピアノの倍音というのは、そもそも積み上げていくと7thコードになる(らしい)。
なので、たとえ単音であったともしてもその倍音構成からみて、そもそもドミナントの機能を潜在的に持っている・・・・のだそうな。

そもそも基本となる音に7thの機能があるのに、△7というのは、無理矢理に長7度という音を和声の中に加えるという自然には無い和声であって、その意味で特異だというらしい。
(なんだかよく判らないが・・・)

突き抜けてしまった人の考えていることは、凡人にはよく解らない。

でも、トニックの△7をリッチに響かせるのはかなり難しい。
いろいろとボイシングを考えながら弾いている時、トニックになったときに急に「しら~」ッとした響きになり、急に我に返ってしまう事はよくある。(あれっ、僕だけ?)

そっか、特異なコードだったからかぁ・・・・。

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「音楽」カテゴリの記事

Comments

> ピアノの倍音というのは、そもそも積み上げていくと7thコードになる(らしい)。

おー、なるほど〜です。
ベース(に限らずですが)でナチュラルハーモニックスを鳴らしていくと、
基音 ド
2倍 ド(オクターブ)
3倍 ソ(オクターブ+完全5度)
4倍 ド(2オクターブ)
5倍 ミ(2オクターブ+長3度)
6倍 ソ(2オクターブ+完全5度)
7倍 シb(2オクターブ+短7度)
8倍 ド(3オクターブ)

の関係になってるんですよね(高くなるほどズレてくるようですが)。
確かに7thコードになってますね。

話は変わりますが、例えば「ド」と「ミ」の二つを鳴らすと、
それぞれの完全5度(実際にはその1オクターブ上?)はよく聞こえるから、
(ドに対してはソ、ミに対してはシ)
ドミ、だけでドミソシでCMaj7に聞こえるんじゃないかな?
なんてことを、以前考えてました。

Posted by: | 2006.08.10 at 04:28 PM

あ〜、名前書き忘れました(^^;)
さとるでした。

Posted by: さとる | 2006.08.10 at 04:30 PM

さとるさーん

どもです。
こんなネタに反応してくれて・・・(ToT)

>ドミ、だけでドミソシでCMaj7に聞こえるんじゃないかな?
多分こういう事ってあるのだと思います。

やっぱり、ザビヌルの本に書いてあったのですけど、「普通なら8管を使って響かすサウンドを4管で響かせる。。」といったことなんですよ、きっと。倍音を上手に使うと、少ない音でリッチなサウンドを作れるという。

確かに言われてみると、ドミの音だけのボイシングだとあまりドミナントっぽく聞こえないし、しかも、このルールでいくと、ドミbだとCm7だから、これまたありそうですよね。
ドミbはCmM7じゃないもん。 

Posted by: おさぷ | 2006.08.10 at 09:41 PM

歌の場合も倍音て肝だったりする。
倍音て上への広がりだけ?下にも広がる?
最近そのことについて考えていて
音域としては案外普通の感じなのに低い音域の人だと思われることが多く,それは倍音が下に広がる特性があるからなのではないかと。

Posted by: meg | 2006.08.16 at 01:47 PM

megどん

どうも~

倍音というのは上の方に行くだけなの。
下の方に行くという考え方というのは、「下方倍音」といって仮説としてはあったり、濱瀬元彦氏が概念としてブルーノートの研究に使っているのだけど(この辺、東京大学のアルバートアイラーに詳しい・・・)、現実の音響としては発見されていないというのが通説なのね。

で、音色や音の特徴というのは、この含まれる倍音の構成によって決まってきたりする。何倍の音が多く出ているとか、少ないとかね。もちろんそれだけじゃないのだけど、大きなウエイトを占めるのだよ。 オーソドックスなシンセだと、この基本的な構成倍音を出す発振機(オシレーター)をまず用意して、その音の倍音をカットしたり増幅したりして音を作っていく。

なので、声も同じで、その倍音構成で太い・細い・ブライト・ダークなんていう特徴が出てくるんだ。
声の大元の声帯を取り替えることはできないけど、その倍音構成は、口の開き方とか肺の広げ方とか体格とかそんな事象が積み重なって倍音構成が変わってくるのだと、仕組み的には考えることができる。(どうすりゃ太くなるとかは知らないけどね)

で、ここまでが生音の話。あと、実際はマイクとかアンプとかスピーカーの特性によってずいぶんと変わってくるのではないかな?
音には、共鳴とか共振ととかがあるから、これとこれを組み合わせると妙にこの音が協調されるとか、妙にこの音だけがへこむとかがある。 イコライジングで修正・補正をしていくのもあるのだけど、そんな事を利用していくと、結構好みの音というか出したい音に近づいていくのかも知れないね。

Posted by: おさぷ | 2006.08.17 at 10:50 AM

ネットをうろついているとよく見かける「下方倍音」
これって何だろう?ってずっと思っていましたが、
仮説、概念ってことでしたか。やっとすっきりしました。
数学の虚数みたいなモノでしょうか?

濱瀬元彦氏の本は15年くらい前に買いましたが、
さっぱり分かりませんでした。
今なら分かるかなと思って探してみましたが見つからない(^^;)

>>megさん
ご存じかも知れませんがマイクの話をば。
SM58のようなボーカル用マイクはオンマイクが基本なので
「近接効果」を見越して低音域が削ってあります。
マイクを遠ざけていくとだんだん低音が減って「細い声」になりますね。
この辺を利用して音質をコントロールすることも出来るかも知れません。

Posted by: さとる | 2006.08.19 at 12:56 AM

ちょっと分かりにくい書き方になってしまったので
書き直そうと思ったのですが、消せないみたい(^^;)?

「マイクに近づくと太い音に、遠ざかると細い音になる」
ということです。
それからフェーダーを上げ目で小さめに歌うのと、
フェーダーを下げ目で大きめに歌うのも出音の音量が同じでも
印象が変わってきますよね。

Posted by: さとる | 2006.08.19 at 01:05 AM

「リディアンクロマチック」と同様に「下方倍音」は「東京大学のアルバートアイラー」によって、急にジャズマンの中で陽の目を見た概念ですよね。
でも、結局どちらも僕はよく解らないのです(笑) そもそもソロをとっているときにスケールとか頭の中で鳴っていないし(爆)

しかも、最近ザビヌルの本も読んでいるのだけど、これまたすごすぎて消化不良中です。

Posted by: osapooh | 2006.08.21 at 05:02 PM

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