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他人を見下す若者たち

このところこんな本を立て続けに読んでいたりする。

amazonのレビューではすっごい酷評(笑)
そんなに酷評しなくっても、って思うのだが。

というか、その酷評自体「注意されて逆ギレしている人」であり、本の書き方で言うと「この本をつまらない、この本には不備がある、と思う自分は著者よりも優れているのだ」との主張にも見え、いわゆる著者の言う「仮想的有能感」を地で行っていると思ってしまうのは僕だけだろうか。
そんなレビューを見ていると、著者が「ほうらね」と陰でほくそ笑んでいるような気がする(笑)

なんで、そんなに「つまらなかった事」を口に出して言いたいのかねぇ・・・。

先の下流志向と合わせて読むと、考察の視点がにていてイメージがしやすい。

ただ、一点だけどうしても同意できないポイントが一つ。
学校を軽視する親の問題行動の一つとして、「(家族旅行など)家庭の都合で学校を休ませること」をあげている。
僕は昨年の9月に、子供を海外旅行のために一週間休ませた。でも、別に学校を軽視しているわけではない。学校は児童教育の中心に常におかれるべきだろう。 でも、「学校の都合だけで家族は動けない」というのも、真理なのだ。 どちらが上位概念に来るかと言えば、それは「家族」であってしかるべきだ。
ケースとして提示されている「終業式より一日早く休む子供の親」の場合だって、父親の仕事の都合、母親の仕事の都合、兄弟の学校の都合、旅行に関わる予算の都合、留守宅の管理の都合など様々な要因を検討して、最終的に「終業式より一日早く休む」事を決断しているはずだ。そう言った背景を理解しようとせず、一方的なとらえ方で問題行動の1ケースにあげてしまうことは、「学校関係者サイドにとって都合の良い画一的な指摘」であると言わざる得ない。

「学校に行っているだけでは絶対に経験のできないこと」がそこにあれば、(総合的な判断にはなるが)僕は学校を休んでも構わないと考える。
でも、それと学校を軽視することとは次元の違う話である。


他人を見下す若者たち (新書)
速水 敏彦 (著)

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