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感動を作る

今週は、なぜか本を大量に衝動買いしている。
そのうちの一冊。

宮崎アニメやCMでおなじみの久石氏のエッセイみたいな本だ。
芸術と商業音楽の中で揺れ動く本音が語られていてなかなか面白い。

特に氏が強調しているのは、「創造は感情を軸におかない」 ということだ。
そのことについてはとても共感するのだが、ちょっとジャズミュージシャンに対しての認識がずれているところが気になった。
ジャズのインプロビゼーションは感情を軸においた音楽であるかのような記述があるのだが、「いやぁ、さすがにそれは違うんじゃないかい?」と思う。

インプロビゼーションだって、基本は感情を軸にはおかないだろう。
そんなことをしていたら、演奏するたびの出来不出来の差がありすぎてしまうし、それは人前で演奏をする演奏家のする事ではない。
綺麗な女性が客席にいようが、失恋したばかりだろうが、どんな状態でも一定以上のクオリティーを提供するのが、音楽で生活していようがいまいが人前で演奏する人が最低限担保するべき事なのだと思う。その中でよりよい物をクリエイトするために自己をプロデュースしていくということは、クラシックだろうがジャズだろうが同じだと思うのだけどなぁ。

その辺ちょっと気になった。

それ以外は、なかなかプロフェッショナルな考えがたくさんあってなるほどと思うことが多い。
これは、口頭で話した物を誰かがまとめたのかな?すぐに読めてしまう・・っていうか、文章量が少なすぎるのかも(笑)


感動をつくれますか? (新書)
久石 譲

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「書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

私もこの本読みましたよ。
音楽で、メシを食うプロの本音。
現実感あふれてますよね。

Posted by: あさげ | 2007.04.13 at 11:34 PM

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