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下流志向

結構ベストセラーになっているようで、本屋に行くと山積みになっている。

提示されるデータというのが何もないので、○○論とか言う物に属させてしまうのは危険かもしれないけど、個人の意見として、聞く分には「なるほど、そう言う見方をすると理解できる」ということが多い。

「教育を経済用語で語ってしまうのは危険」
「自分探しの旅の否定」
「今そこにある物は自立ではなく孤立だ」
「学校の成績は社会に出たら意味がないという考えが下流化をもたらす」
「現在社会はリスクを取れと言いながら、リスクをヘッジする方法を教えていない」
などなど、様々なポイントから語り、なぜ一般大衆がこれまでの歴史の中で戦って勝ち得てきた「権利」を、こんなにも簡単に自己責任という名の下で放棄してしまえるのか?と問題提起をし、「ニート」等についても語っている。

また、
「師が師たり得るためには師をもっているだけでよい」なんて言う下りについては、現在の教育に対する意識や師弟関係のあり方をスターウオーズをたとえに使って説明いて、なんとも爽快だった。


何を基準として上流なのか下流なのか?という定義は曖昧のままなのだけど、しいて言うならば文化的素養を基準にするべきなのかなぁ・・・。

でも、とにかく読ませるし面白いです。


下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち (単行本)

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