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Googleが消える日

そういうタイトルの本を読んだ。

いやぁ、感想は何から書こう・・・・。

つっこみどころ満載で何から書こうかと思ったのだけど、とりあえずちょっと引用してみる。

「テレビ界では番組制作会社、インターネット界ではWeb制作会社が魅力的なコンテンツでテレビ視聴者やインターネットユーザーを釘付けにするために努力する。時にはクリエイティビティーがなくても、タダ券配りや色モノ(ポルノ)で集客することもある。彼らの仕事するは、自分の「シマ」や業界の「河岸」のルールと法律をぎりぎりのところでクリアする反社会的な態度が、逆にほめられたりする。世間の常識や倫理観は、彼らにとって永久に関係なく、業界の自主規制など激しい競争の元ではすぐに有名無実化する。ねつ造(ヤラセ)や偏向番組と言った放送局や制作会社の作為・不作為の不祥事が後を絶たない背景がそこにある。 放送を含め広告収入で成立しているマスメディアはどこも同じようなスタンスである。広告業界や放送界が視聴者・消費者の信頼を得たいと願っていても本質的なところで無理がある。」P-128

えええ!そうだったんですかぁ~放送・広告業界の自主規制は有名無実だったんですかぁ~。
しかも、常識や倫理観は永久に関係ないんですか?広告収入で生きているメディアってどこも同じスタンスだったんですかぁ!!

そんな業界に20年以上もいる僕って、どうしようもない輩じゃぁないですか(T_T)!!!しかも、反社会的態度を取れば褒められるんですかぁ~。
知らなかった、もっと反社会的態度を取っていれば良かった・・・・。

「広告の役目は必要がないもの/ことを必要であると思わせること、今以上に必要がないもの/ことを不足していると信じさせることである」P-140

えええ!僕が今まで過去携わってきたキャンペーンや商品って、もう世の中に必要とされていなかったんですかぁ~(T_T)。 そんな、必要もないモノを必要だと信じさせていただけだったんですかぁ(T_T)
僕の仕事って詐欺だったんですね・・・。

「無作為で集めた情報をキーワードで検索するGoogleのエンジンが判定した重要度に応じたリストと、広告費の滝によってランキングされたリストが並ぶ姿は、情報化社会で最も重視すべき情報に対する誠実さが欠如していると言わざるを得ないのも事実なのである」P-183

ああああ!しかも、マスメディア広告からネット広告の領域に進んで、さらにGoogleやYahoo!の検索連動広告に携わっている僕って、マスメディアに輪をかけて最先端の不誠実さじゃぁないですかぁ(T_T)
いままで、企業と消費者の新たなコミュニケーションを・・・と思ってがんばってきたのに・・・・。
業界の発展にも尽くしてきたのに・・・・。(T_T)

で、後書きにはさらにだめ押しで、

「広告業は謀略と欺瞞と固まり」

と書かれた日にゃ、僕は、クリエイティブティーもなく、倫理観や常識もなく、不誠実で謀略と欺瞞の固まりな仕事を学校を卒業してからの二十数年間していることになってしまったのだ。

ああ、悲しい(T_T)

で、最後まで読んでしまったことに対してとってもアホらしくなってしまったのだ。

それにしても広告に対するバッシングはすごいなぁ・・・・。
著者は本気で広告が嫌いみたいだ。
「オレオレ詐欺と広告は構造が一緒」みたいなことまでいってるもんなぁ・・。

別の意味で目が離せず(^^ゞ一気に読んでしまった。
要は、インターネットの世界って魑魅魍魎の住む世界だから、IDを使って誰が誰なのかを中央で管理しないと如何!って言いたいみたいなのだけど、いやいや、それにしてもここまでの事実誤認や誤解、思いこみや好き嫌い、で言いたい放題って、それはそれで度胸ある。

こう見ている人もいるんだぁと思いつつ、これ読んで信じちゃう人いるのかなぁ・・・。
大丈夫かなぁ・・・。

4778200624Googleが消える日―情報学序説
小山 雄二

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と言うことで、久しぶりに出会った「とんでも本」です。

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