« 最近の読了 | Main | 青山一丁目 中華桃太郎 麻婆豆腐定食 »

さっきの読了

今朝の電車の中で読了。

内容は新人教育の話なので、タイトルと内容の違和感はあるけど、なかなかいいこと書いてある。
しかも、広告会社のコピーライター出身とのことで、文章も読みやすくて上手だなぁ。
良本ですね。

新人に説明をする「たとえ」も素晴らしい。

「世界に一つだけの花」って、実は嫌いな歌で僕は全然共感できないのだが、新人教育の場でも学生時代にこの歌を真に受けてしまって独自の逃げ道をつくり、会社になかなか適合できない若手が増えているようだ。

その中で、「オンリーワン」を逃げ道にしちゃいけないよ・・・ってことを伝えるのに、「あれは、花屋だから良いんですよね。でも、もし魚屋だった全然話にならないですよね」なんてたとえ話をしているのだが、いやいや実に見事な説明なのだ。

「世界に一つだけの魚」

ははははは。
もともと、人間って不平等に出来ているし、世の中って不公平なんですよ。
生まれつき鯛もいれば、クロマグロもいれば、鯵、鰯もいる。

鰯は鰯でおいしいのだけど、それは鰯なんですね。結局どこに行っても鰯としてしか扱ってもらえない。決して本マグロの扱いにはならないし、本マグロの値段はつけてもらえないんですよ。

鰯は鰯でそれ以上のことは考えるな?
それでよいのでしょうか?と言うことなのだ。
共産主義じゃないんだからさ。

それにしても上手いこと言うなぁ。

もう一つ感心したのが、
「新人の教育は猫の躾」と言う言葉。

普通会社の中での教育というのは、「命令をして上手くできたら褒める。だめだったら怒る」と言うのが基本。
これは犬の躾やトレーニングだ。

でも、今の新人はこれじゃだめ。命令してもやんないし、怒っても聞いていない。そもそも上司から褒められてもさほど喜ばない。何せオンリーワンですから。

ただ、プライドだけは高いので、ちょっとだけくすぐったり傷つけたりして(その加減は難しいらしい)躾けていくという、猫型の躾けを心がけるとうまくいくとのことだ。

うちの息子にも当てはまりそうな、目から鱗のような言葉だ。

話せぬ若手と聞けない上司 (新潮新書)話せぬ若手と聞けない上司 (新潮新書)
山本 直人

新潮社 2005-09
売り上げランキング : 108446
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

|

« 最近の読了 | Main | 青山一丁目 中華桃太郎 麻婆豆腐定食 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 最近の読了 | Main | 青山一丁目 中華桃太郎 麻婆豆腐定食 »