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N君の事

そう。乗り越えちゃったというのはN君。

4年ほど出向しててこの7月に戻ってきた。

N君とはしばらくの間一緒に、ある健康食品メーカーの担当をしていた。
僕らはネットプロモーションの会社なのだけど、当時はクライアントの要求に応じて印刷物からwebサイト制作やコールセンターの対応までもう何でもやる、と言うことにトライをしていた。当時は、サイト制作(プロデュース)が出来る人、印刷物を手掛ける人、ネットメディアをプラニングする人、コールセンターの担当というのは、完全に分かれていて、全部出来る人なんてまずいなかった。 たぶん、今でもそういない。

で、当時僕と二人でクライアントのかなり無茶な要求に応えるべく奮闘をしていたのだが、僕は結構適当で走りながらまぁその場対応で合わせていけばいいんじゃないの?と言う感じで仕事をするに対して、N君は、神経質で、かつ非常にまじめ、責任感の強いタイプ。 さらに少々線が細い。

もともと守備範囲が広いのに、仕事が分けわかんないくらいに忙しくなると、N君は元来まじめなので全部をキチンとしようとして一人で仕事もストレスも抱えちゃう。 適度に「手をぬく」事が出来れば良いのだけど、それが上手に出来ないと、体まで微妙に調子がずれてくる様になっちゃう。 そうなると、自分の力ではなかなかストレス解消が出来なかったり、元来責任感も強いから、自分で自分を叱咤してどんどんとマイナスのスパイラルに入ってしまいがちになる。

仕事で、ストレスをためる人や、鬱、自律神経失調などになる人には、まじめで責任感が強いと良く言われるけど、N君もご多分にもれずそんな感じになってしまった。

チームを組んでいる僕としても、「がんばれ!」とは絶対に言わないようにサポートをしたり、彼の一番のストレスを感じる会議の時には一緒にいてあげたり、「手を抜く事」「さぼる事」「がんばらない事」「たまには責任感を捨て去る事」「本当に無理な時は、無理だ!って言ったっていい」「仕事は一人で抱えないなるべく人に振る」なんて事を話していた。

で、しばらく一緒にそうこうするうちに、なんか、乗り越えちゃったんだよね。

「乗り越えた奴」って、ある時急に強くなるもので、僕なんか「来なくてもいいです」みたいな感じになってきて、そのうちその業務はもう彼に任せっきりになってしまった。 で、その業務に専念をするために出向して、出向先での仕事はいくつか変わったけど、このたび4年ぶりに返ってきたというわけだ。


ひさしぶりにあったN君は、結構ふっくらしていて「いやぁ、この間までいたセクションがみんな呑むの好きで、毎日のように呑んでましたねぇ。それで太っちゃった」なんて、気楽に言ってるし、「これから何するの?」って聞いたら「うーん。何しようかなぁって思ってるんですよ。 でもフロントラインに立ちたいですね。やっぱりお金持っている人との関係性をまずは創らないとだめじゃないですか。がんがん通おうかと思って。でも、通おうにも何でもいいんで仕事創らないとだめですねぇ。はっはっ。」なんて、思いっきり頼もしい事を言ってくれた。

なんだか、とっても嬉しくなってついつい飲み過ぎてしまって、帰るとき一駅乗り過ごしてしまった(^_^;)

N君の事
↑これは、一個さばいてもらったつぶ貝。めちゃうま。

そうそう、こんな本を紹介してあげた事も思い出した。

絵本 小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと絵本 小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと
大石 暁規 小沢 瑞穂

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彼以外にも何人かに買ってあげたことがある。
今、僕の手元には無いのだけど、僕自身もこの内容が腹にしみた時期があったことは確かだ。

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