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ブルーオーシャンとレッドオーシャン

実は、昨日の焼そばランチをなんとなく引きずっているのだが、なんで、富士宮焼そば「こころ」はあんな事になってしまったのだろうかをちょっとだけ考えた。

理由は一つ。

「戦略を間違えてる」

としか言いようがない。

値段が高いとはいえ、おそらく、麺もソースも出汁もとってもこだわっている。
これはわかる。 味のことは昨日の記事では書いていないが、うまいことはうまい。
こだわった素材で作っているから、そりゃうまい。

で、そのこだわった素材原価を積み上げるとあの値段になるんだろう、とは思う。
店主のこだわりとして「渋谷の人にもうまい富士宮焼きそばを食べさせたい」と言うその心意気を体現するには、その素材を使うしかない。 それは必要不可欠なものなのだ。 その思いを実現するには、その値段でないといけないのだ。 しかも、これは「宇都宮焼きそば」という新しいジャンルの食べ物屋だ。 近辺にはそんな料理を出す店はない。 お好み焼きでも鉄板焼きでもない、焼きそばの店なんだ。 全く新しいジャンルで、競合もないのだから少々高くても気に入ってもらえすればお客さんはきっと来る。 何せ、競合のないブルーオーシャンなんだ!!!

あーあ、間違えちゃったよ、戦略。

実は、「焼きそば=気楽なファーストフード」だとすると、もう渋谷はファーストフードの激戦区だ。
ユーザーの選択は、焼きそばVSハンバーガーVS牛丼VSラーメンVSカレーVS弁当などなど血で血を洗う争いの場だ。

ぜんぜんブルーオーシャンなんかじゃなくて、まさにレッドオーシャン。

レッドオーシャンの世界では、お客は移り気だ。最初焼きそばにしようと思って向かっても、途中で気が変わったり、他のおいしそうなものを見つけたり、キャンペーンをやっているお店が見つかると、忠誠心もなにもなくそっちに行ってしまう。 店主のこだわりなんかそっちのけ、こっちの方が安いからこっちでいいやなんて茶飯事だ。
原価の積み上げで値段なんかつけてる場合じゃなくて、よそに客を取られないための最適な価格をリサーチし、その金額で顧客の最大満足を得る品質を提供すると言うことをしなくてはいけなかったのだ。


なんてね。
ビジネス本の事例集みたいなことを考えてしまったのだった。

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